第六期平成29年度総会議事録

日 時   平成30年6月2日(土)  13時30分~14時30分

  場 所   グラス日暮里店

  出席社員:8名、委任状 14名 計22名、よって社員総数26名(海外在住者除く)の3分の1を超えて総会が成立。

 定刻の13時30に南副会長の開会の辞で開会となり、引き続き南副会長の司会と定款の定めに順って山岸会長が議長に就任して審議に入り、以下の全議案が可決された。

 

<可決された議案>

1号議案:「カウレタナ小学校慰問訪問団(2017.11.8~13)」報告

(1)カウレタナ小学校寄贈図書館オープニングセレモニー(2017.11.9)

  弊協会はカウレタナ小学校慰問訪問団を結成して2017年11月9日に現地を訪問しました。訪問メンバーは山岸会長、南副会長、シェルパ副会長、タパ理事、現地のネパール支部長のシェルパ理事及び他3名です。

ネパール訪問団の第一の目的は、ネパール大地震で倒壊したカウレタナ小学校に図書館を寄贈した最後の義援金(3回目)を持参することでした。これに対して、現地のカウレタナ小学校側が図書館棟の完成したことと合わせて図書館オープニングセレモニーを開催して、私たち訪問団を歓迎してくれました。以下、セレモニーの様子を示す写真

 写真下左:セレモニー参加の団員

     中:ネパール民族舞踊を披露する生徒右:弊協会に授与された感謝状

写真下左:寄贈者一覧名簿 図書館棟前の柱に貼付

   中:図書館棟、鉄筋コンクリート造り 向かって右が図書室 

全生徒に弊協会から文具類を寄贈 団員が一人・一人に手渡した

 

(2)ネパール観光旅行((2017.11.10~13)

 カウレタナ小学校訪問後、訪問団は視察を兼ねてネパールの世界遺産巡りを行いました。カトマンズ市内の寺院を初め、ルンビニ、チトワン、ポカラを訪問しました。以下は主な観光スポット。

(3)「カウレタナ小学校慰問訪問団」収支報告

 今回のネパール慰問訪問団は日本から下表の5名が参加し、収支は以下の通りです。総収入1,043,624、総支出1,043,624で収支ゼロ、内消費税は73,350円でした。

なお、上記現地旅費に対して徴収した消費税29,998円は支払い先が海外の為に支払い不要となった為に未払金になっているが、審議の結果協会の旅行事業の収益金として算入することにした。

2号議案:義援金収支最終報告

  今回のカウレタナ訪問で最終回・3回目分の10万円を持参して、同校への義援金支払いは終了しました。以下の通り収支を報告します。

  総義援金収入685,032円を3回に分割して、第1回は平成27年12月に200,000円、第2回は平成28年3月に200,000円、第3回は平成30年11月に100,000円、及びその他諸経費を含めて合計657,040円を支払いました。その結果、27,992円の残金となりました。

3号議案:平成29年度日ネ協会計報告

(1)前年度繰越金を除いた平成29年度単年度は収入135,535円、支出142,539円で7,004円の赤字です。

(2)前年度分繰越金、義援金収支及び旅行事業収支を含めた総合収支では、前年度繰越金128,049円、会員及び役員年会費134,000円、義援金残高27,992円、旅行事業収益29,998円等の総収入321,710円に対して、支出は義援金支払い100、000円、電話代103,737円等の総支出242,539円で、79,171円の黒字となりました。

4号議案:役員改選及び登記について

 (1)前期は桑原副会長を解任し、金子重雄理事の副会長就任、及び他  理事は全員重任しましたが、登記をしておりませんので今期に登録します。

  (2)設立当初からの山岸会長就任が長年に至っており、会長改選を提案しましたが、引き受けていただく方が居なかった為、当面山岸会長が続投するが、継続課題とすることになった。

5号議案:その他

 (1)カウレタナ小学校の図書館建設のハード的面は完了したものの、今後の運営等ソフト面の支援が必要かと思われるのでご検討をお願いしたところ、何らかの支援を続けてゆく事になった。

(2)会員サービスが不十分で、会員も増えないので、月一回位のネパール便りを発信したいので検討をお願いしたところ、月一回くらいの情報誌を刊行することになった。

(3)ホームページを活用して。例えば、ネパール人のバイトや通訳・翻訳の派遣情報の発信等を提案したが、シェルパ副会長の自分の体験から通訳・翻訳は本人の一定の通訳力・翻訳力のある方を確保することが難しく、事業化は無理とのことでした。また、バイト派遣は継続課題とすることになった。

(4)シェルパ副会長の提案で、日本―ネパール外交樹立61周年に際してのイベントをやりたい旨の提案があって審議したが、去年の60周年記念事業のプロレスで大きな赤字を出したので、慎重な意見が多かったたが、赤字を出さない前提でネパールの芸能人を招請してイベントを開催することを継続課題とすることにした。